本皮のシートを保護する必要性とお手入れの方法

シート

バイクのシートに本皮が使われている場合、劣化しないように保護する必要があります。シートが傷むと座り心地が悪くなる他、走行中に姿勢が崩れてしまうおそれがあるためです。また、本皮が傷むとひどく汚れたように見えるため、見栄えが悪くなる欠点もあります。安全性と外観の美しさを保つためにも本皮シートの保護は欠かせません。

本皮が傷む大きな理由は水濡れと摩擦の二つです。
水濡れによる本皮の傷みは雨水以外に汗でも起こるので、バイクに長時間乗った後は表面の水気を綺麗に拭き取ることを心がけます。また、摩擦による傷みはバイクのシートとして使う以上、どうしても避けられません。毛羽立ちなどの不具合が生じたら速やかに張り替えを行うのが無難な対処法です。

本皮シートの手入れについては革靴やコートなどに使うクリーム剤を塗るのが基本です。本皮に潤いを与える他、皮膜を作って撥水性を向上させる効果があります。バイクシートは水濡れによる傷みが生じやすいので、撥水性を持たせることで劣化を防ぐことが可能です。ツヤ出し効果があるクリームを使えばシャープな質感を持たせることができます。
摩擦による劣化もクリーム剤で皮膜を作ればある程度の軽減を期待できますが、あくまでも本皮の弾力性や撥水性を向上させるのが使用目的であることを忘れてはいけません。また、クリーム剤の中には着色料が含まれている物があるので、自然な仕上がりにするにはバイクシートの色に合わせた製品選びが重要になります。