アメリカンバイクのカスタムは大型バイクの魅力

ハーレーダビッドソン

大型バイクの魅力と言えば、大きな車体と抜群のパワーにあります。かつて、有名少年雑誌の漫画に憧れて、大型バイクの免許を取得した人も多く、「ナナハン」がブームになりました。その後も、1100CCクラスのスポーツタイプも世に現れ、バブルの全盛期と共に大型バイクの時代が続きました。クジラのような巨体で悠然と走る姿は、青少年の憧れの的となっており、ツーリングなども花盛りとなりました。

バイクには、男としての本能をくすぐるパワーが詰まっていると共に、乗りこなすには相当なドライブスキルが要求される面があります。それが、益々、ライダー達を夢中にさせる要因となり、乗りこなしにくいバイクほど若者たちは熱中しました。

大型バイクの魅力は、スピードが速いということだけでなく、一旦乗りこなせれば、自分の手足の様な存在になることです。その代表がアメリカンスタイルのバイクで、乗りこなすこと自体が一つのステータスになります。排気量に裏打ちされた圧倒的なトルクは勿論、地響きのようなエンジン音は、大地と一体となって走る感覚を味わわせてくれます。

アメリカンタイプにはスポーツタイプと違った魅力があり、その一つがカスタマイズにあります。ハンドルをはじめ、シートやマフラー、そして照明器具に至るまで、バリエーションが豊富なパーツが揃っています。カスタムバイクによって、まさに世界で一つのマシンに仕上げることが出来、走りながら自分の存在をアピールできるわけです。