大型バイクのカウルはロングツーリングの負担を軽減します

ハーレーダビッドソン

大型バイクは高い出力から、回転数をあまり上げることなく高速巡行が可能になります。250ccや400ccでは時速100キロ以上を維持するためにある程度アクセルを開け続ける必要があり、振動が多くなることから、長距離の高速道路の走行が厳しいところがあります。250ccなら250kmと言うように、中型モデルまでは排気量の数が一日に快適に走行できる限界のキロ数になると言われています。

大型バイクを使用すれば一日に500km以上走るような日程でのツーリングも無理なく行えます。しかし高速走行での疲労は振動だけでなく、風圧もネックになるものです。大型ツアラーは全てがフルカウルであり、流線形のボディが風圧を逃がします。しかしビッグネイキッドなどはカウルが無いことから、ツアラーに比べて風を直接受けるのが特徴です。アメリカンタイプもロングツーリングに適したハンドル位置ではありますが。風の影響を強く受けます。

例えばネイキッドタイプでは、ライト周りに付けるだけでも長距離走行の負担はかなり軽いものになるでしょう。カスタムパーツも豊富に揃っています。疲労が少なければバイクを降りた後の活動を十分に楽しめますし、ツーリングの満足度が向上します。